パートナーには,自分がアスペルガー症候群であることを打ち明けておきましょう。アスペルガーであることは,人生の歩み方や世の中の見方に大きな影響を与えます。もちろん,これはネガティブなことではありません。一方で,アスペルガーは人格の全てを占めるのではなく,一人ひとりが個々の性格やそれ以外の特性をもつ人
間です。恋人にアスペルガーであることを伝える時には,くどくどとその話題に終始しないよう気をつけてください。

打ち明けるタイミングは,重要なポイントです。おそらく,アスペルガーでない人は自閉症,ましてアスペルガー症候群という用語を.子ども関連のニュース以外では聞いたことがないでしょう。何度かデートを重ね,相手にアスペルガーであると打ち明けてから,交際していることを他の人に知らせるのが最も良いでしょう(これについては,後で述べます)。この段階までくれば,相手があなたをどう思っているのか気付くのに十分でしょうし,すでにあなたに好意を抱き,あなたの幸せや生活を気にかけているかもしれません。

告知が早すぎれば恋人を失うのではないかと不安でしょうし,遅すぎても探刻な誤解が生じるかもしれません。アスペルガーと共に生きている人なら,“深刻な誤解”が何を意味するのか,おわかりかと思います。恋人には,アスペルガ一について講釈したり,際限なく話したりせず,まずは-般的な説明をし,次にあなた自身の特性
を知らせましょう。これは,二人の健康的な関係を築くのに欠かせないことです。