アスベルガー症候群をはじめとする広汎性発達障害の特性には感覚の偏りもあります。一人ひとり程度は違いますが、体をさわられたり特定の音に敏感に反応することがあります。

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さわられたり特定の音に敏感に反応する

 寒さや暑さの感覚とか心地よい音などは人によって違います。アスペルガー症候群の人はそうした感覚に特に偏りがある場合があります。
 たとえば、握手をしようとしても避けたり、肩を組まれて大きな声で騒ぎ出したりする場合もあります。
 このような状況は、恋愛関係でも家族の間でもあります。髪をとかしてあげようとしても避けたり、顔をさわられることを嫌ったりします。特に神経質なのではなく、発達障害やアスペルガー症候群の特性の一つなのです。

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大人とは、話しやすい

 職場などでは次のように対応しましょう。
●急にさわらない
 突然肩を組んだりすることは避けて、声をかけてから肩を組んだり、目に入る位置から接触したりするようにします。
●後ろから声を掛けない
 後ろから声をかけると誰でもびっくりしますが、アスペルガー症候群の人は、その特性のために普通の人よりも驚いたり、恐怖感を持ってしまう場合もあります。
●相手が嫌がっても怒らない
 さわられることが嫌な人には無理にさわらずに、怒らないで理解してあげましょう。

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