自閉症やアスペルガー症候群の人は、興味のあることや得意な分野に対して集中力があります。この特性を上手に伸ばずことによって自立や自活にもつながっていきます。

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好きなことには集中力を発揮する

 歴史に名を残した天才や芸術家の中にもアスペルガー症候群だったと思われる人は大勢います。
 得意な分野や好きな学習に対しては、長時間でも続けることができます。小学校に上がる前なのに、年長の兄弟より早くパソコンの操作ができたり、1度しか聞いていない曲をすぐにピアノで弾いたりする子どももいたり、好きなことに対しては、強い集中力を発揮します。
 また、知的発達や言葉の遅れがないので、図書館から借りてきた難しい本を一気に読んでしまったり、その内容を驚くほど記憶していて、親に何時間でも説明することのできる子どももいます。

特性に合った仕事を探す、選ぶ

 誰でも好きなことをやっている時は、時間が経つのを忘れるものですが、特にアスペルガー症候群の人は、特性のために同じことを長時間続けることが苦にならないのです。
 特性を考慮した学部や大学を選べば、研究者として活躍することもできます。また、コンピュータが好きな子どもだったら専門学校に進み、IT関連虐を目指すのも良いでしょう。
 こだわりが強いので、設計図のトレースの仕事を任されたりすると、大いに力を発揮します。また、自分が納得したことは単純作業でも手を抜かないので、レストランの厨房で活躍している人もいます。
 大切なことは特性のマイナス面を気にするよりも得意な分野を伸ばせる職場を探し、選ぶことです。