ご存知のように,アスペルガーの人は,視線を合わせることや,ボディーランゲージ,声の高さやスピード,イントネーション,ジェスチャーなどの非言語コミュニケーションを使いこなすのが得意ではありません。相手を惹きつけるには,これらすべての非言語コミュニケーションを使ってコミュニケーションをとる必要があります。そのため,相手の誘いを読みとったり,相手の気を引こうとすると、難しくて混乱することでしょう。

次の「人に与える印象」についての調査結果をみてみましょう。
・55%は,ボディーランゲージ。
・38%は,声の調子やスピード,イントネーション,高さ。
・たった7%が,実際に話す内容です。

つまり,非言語コミュニケーションの93%(=55+38%)が苦手なアスペルガ一にとって,コミュニケーションがつらいのは,当然です! しかし,異性との愛情の駆け引きで必要な非言語コミューケーションを,あきらめろというのではありません。まずは,ボディ-ランゲージや異性の誘いについて,集中的に書物から知識を得る必要があるでしょう。巷には,ボディーランゲージに関する良

巷には,ボディーランゲージに関する良書がありますので,読んで知識を得ましょう。また,あなたの非言語コミュニケーションの問題点をわかってくれる,信頼できる定型発達の友人に相談して,ヒントをもらうのも有効です。もし,社会的に適切なふるまいをするのが難しければ,おいおい分かるまで異性を誘うのはやめましょう。

 デートでは,試しに相手に少しモーションをかけてもかまいません。もし,相手の反応が悪ければ,そのデートはうまくいかないかもしれません。相手の気をどんな風に引けばよいのかわかりにくい場合,まず相手を褒めてみましょう。そうすれば,多少厚かましい態度でも,よほど不適切なことを言わない限り,デートを嫌がられることはありません。多少厚かましいのは許されても,雰囲気を壊す社会的不適切さは許されません。デートで相手の気を引くために体に触れることもがありますが,相手がそれを納得しているかを,まず確かめてください。