何度か会って気が合うと感じたら,それはうまくいっているサインですし,相手に心を開きましょう。いっそサインなど存在しなければ楽ですが,アスペルガーの人はこういったサインが読みにくく,自分に自信もなく,人からの好意を簡単に見落としがちです。最近では,女性からの告白もよしとされていますが,今なお告白は男性
からと期待されています。断られるのを恐れるあまり「好きです,真剣につき合ってください」と告白するのを逃げてはいけません。この段階まできたら,相手はあなたとの関係を好ましく思い,だれかに話しているでしょう。相手から「ごめんなさい」と断わられるとしても,礼儀正しい態度で告げられるはずです。仮に失礼な態度であれば,むしろ相手に問題ありで,そのようなマナーに欠ける人なら断られてラッキーです。断られても,自分が悪いと考えないでください。人によって断る理由はいろいろで,中にはあなたに全く関係ないものもあるのですから。そんな時は,「(相手は)逃した獲物の素晴らしさに気づいていないのね」と考えてはいかがでしょう。もし,あなたと一緒にいて楽しそうであれば,「自分たちがつき合りていることを,人に知らせてもいい?」と尋ねてみます。答えがイエスであれば,二人は恋人として公認の仲になります。お互いにその気になれば,その日をロマンチックに過ごすのも良いでしょう!

◎公認の恋人になった後のアドバイス
・電話をかけましょう,でもかけ過ぎにはご注意を。電話の連絡方法は、人により異なる考えがあるので,相手にどれくらいの頻度や時間が適当か聞いてみましょう。
・電話が苦手であれば,誤解を避けるため相手にそう伝えてください.代わりに,電子メールや携帯メールを送って良いか聞いてみましょう。
・二人で楽しめそうな適当な趣味があれば,一緒に楽しみましょう。
・つまらないプレゼントにお金を使い過ぎないでください。小さくても,そのときどきに心のこもった贈り物をすると,たいてい喜ばれます。
・お互いの生活について,誠実に関心をもち,気遣いましょう。
・相手は特別な存在だと伝えましょう。どうすればいいのかわからなければ,恋人にこう尋ねてみましょう。「あなたは私にとって特別な存在なの。でも,どうやってこの気持ちを表せばいい?」
・自分の気持ちをパートナーにことばで伝えましょう。アスペルガーであろうとなかろうと「愛しています」とか「あなたのことを想っています」と,他の誰でもなく恋人に言うのは簡単なことです。これは決してキザではなく,恋人としてふつうの自然なセリフです。
・自分の気持ちを面と向かってことばにできないなら,紙に書いてそれを恋人に渡しましょう。電子メールや携帯メールを使ってもかまいません。この気持ちは,恋人に毎日伝える必要はありませんが,相手に届けることを忘れずに。-度で十分と思うかもしれませんが,いつ聞いてもうれしいものです。
・恋人に「愛しています」と言うのがとても難しいようなら,外国語を使えばプレッシャーがなく楽しくて,気軽な気分になれます。